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【速報】JAL客室乗務職 インターンシップ募集開始!

CA

どうもみなさん、おはこんばんにちは。
最近仕事と遊びに忙しく、最後の投稿から約2か月も空いてしまいました。
エアラインマンたるもの、仕事に遊びに本気なので仕方ありません(キリッ

さて、昨日11月8日、CAを目指す皆さんにとって重要な募集が始まりました。

JAL客室乗務職のインターンシップ募集開始!

さあ、みなさん。
これは絶対に参加すべき、いや、参加しなければならないイベントですよ
なぜ参加しなければならないか、ざっとお話していきます。

一般企業総合職とCAのインターンは意味合いが違う

通常、インターンシップに参加する目的・意義は主に以下4つ

①業界・企業理解を深められる
②社員の話を聞くことが出来、自分がその会社で働くイメージを膨らませられる(どういう会社か、社風がなんとなくわかる)
③人事部に繕われた表向きの良い情報ばかりではなく、その会社の改善すべき点なども知ることが出来る場合もある
④志望動機の高さを証明するものとして、面接の場でインターンシップに参加したことをアピール出来る

一つ一つ細かくは見ていきませんが、要はどんな会社か、どういう社員が働いているか、
入社する前にその会社のことをよく理解し、仕事のミスマッチを防止するためのものとしての意味合いが大きくなっています。
④ばかり目がいってしまうかもしれませんが、実際は②や③が結構大事で、ネットでは知ることのできないリアルな情報を得ることが出来るので、とても貴重な機会になります。

一方、エアライン、中でもCAのインターンシップとなると話は変わります。

なぜか。

それは、CAが超人気職種だから。
どれだけ多くのCAを採用したくても、年間の訓練設定数の関係で採用出来る上限は決まっています。
慢性的なCA人材不足な中で、優秀な人材確保のためには、こういう採用活動以外の場においても選考していく必要があるんですよね。

CAの仕事って誰でも知ってるし、CAが人気職種であることは周知の事実、かつ応募者多数なので、正直インターンシップでお仕事紹介するまでもない。
会社の中の人間からすると、優秀な人材を確保したいという意図しかないというのが本音ってところです。

インターンシップが重視される根拠

CA採用は、CAになりたいという強い意志に加え、適性が強く求められます。
接客業の中でも特殊と言われるCAにおいて、様々なストレス環境下でどういう対応が取れるか、企業価値向上のために何が出来るか、企業は様々なケーススタディで確認したいのが本音。
それでも実現できないのは、CAが人気職種で応募者が殺到し、数百名規模で採用数を確保する必要があって、そんなことしていては時間がいくらあっても足らないから。

外資系エアラインやコンサルなんかではよくそんなことやってますが、
そういう採用選考が日系企業にはなかなか根付かないのもあって、採用=面接ていう伝統的な考え方があったりします。
事実、JAL/ANAの選考も基本面接ですよね(パイロットだけはシミュレーター実習が選考に組み込まれています)

そんな中で、面接以外で堂々と学生のCA適性を確認することが出来るのが、インターンシップ

今回のJALのインターンシップでは”訓練施設を使って”とあるので、機内サービスを体験し、その時の振る舞いで適性が見られるってわけ。
だから軽い感じで「楽しい~」とか「失敗してもいいからやってみよ♪」て感じで甘く見てると意味ないので、選考されている気持ちで真剣に取り組みましょう。

インターンシップで評価されると…

あまり期待させるのも良くないので忠告しておくと、CAのインターンシップでは、アナウンサーと違ってその場で内々定ということはまずありません。

ちょっと話は脱線しますが、実はアナウンサーって、採用選考前に事前に内定者が決まっていて、一般的な採用選考は形だけってことはよくある話。

CA同様超人気職種で応募者が殺到するんですが、何より内定者は2-3名なんで、これはこれで面接やカメラチェックだけでは決められないんですよね。
だから民放キー局は全局アナウンサートレーニングスクールを開講し、アナウンサースキルやアドリブ力を確認しています。しかも有料(笑)確か3か月で大体30万くらい

フジテレビの場合は有料のアナウンサートレーニング(通称アナトレ)、無料のアナウンサースクール(アナスク)の二つありますが、多くはアナウンサースクールの方で青田買いされます。

ちなみに、エアラインもそういう類のスクールをやっていますが、選考への直結はあまり見られません(結局委託だから)

さて、話が逸れましたが、CAのインターンシップでは、アナウンサーと違って青田買いされることはないってなると、
じゃあインターンに参加する必要ないじゃないかって話になるんですが、実は高評価者は採用選考で有利に働くことになっています。

インターンは基本的に人事部が取り仕切りますが、優秀と評価された学生は選考活動に引き継がれ、他の学生よりもリードした状態で選考が始まります。

というか、個別に連絡を取り、実際の選考の際に競合他社に流れないよう、インターン終了後から猛烈な囲い込みが始まるのでわかると思います(笑)

まとめ

①CAのインターンシップは一般企業総合職とは異なり、採用選考に直結
②インターンシップは採用選考と同じ気持ちで参加し、気を抜かないこと
③エアラインが実施する面接を受験出来る機会は中々ない=本番への対策

CAインターンシップはMUST参加!

だからインターンは軽視できないんですよ。
CAはアナウンサーみたいに超狭き門というわけではありませんが、人気職種で倍率が高いことに変わりありません。
少しでも自分をアピールし、この狭き門を突破するためにも、是非この機会を上手に活かしてください。

とはいっても、このインターンシップは誰でもその機会が与えられるわけではなく、ES選考+適性検査+面接が行われます。
JALが実施する面接って本番以外で中々経験できないので、インターンに興味ないよって方でも意味はあるはずです。
対策は次回お話していきますので、まずは以下URLから募集要項を確認し、エントリーを済ませておきましょう
https://www.job-jal.com/internship/internship03.html 日本航空インターンシップサイト

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客室乗務員の採用面接官も務める管理人が、一人でも多くの優秀な方に客室乗務員になってもらいたいと思い運営を始めました。直接採用面接や客室乗務員に限らず、エアラインに関することなど気になることをお問い合わせ頂ければ、管理人若しくは現役客室乗務員が回答します!趣味の旅行やマイル、クレジットカードや株式についても書いていきます。