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就職浪人という選択肢について考える

CA

どうもみなさん、もちおです。

コロナによってCAの採用活動が中止された今、就職浪人という選択肢を考えられている方もいらっしゃると思いますので、
一度就職浪人について簡単にお話しておきたいと思います。

就職浪人については、動画でも詳しく説明していますので、是非こちらもご覧ください。
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#4 就職浪人という選択肢

#5 就職浪人を成功させるカギは〇〇〇

就職浪人とは?

簡単に言えば、一度目の就活で内定を取ることの出来なかった学生が、大学を卒業せず、もう一度就職活動を行うことを指します。
大学を卒業という意味では既卒になりますが、就活においては他の就活生と同等の新卒として扱われます。

似たようなものとして“就職留年”というものがありますが、
こちらは大学を卒業することなく、大学に籍を残したまま再度就活を行うことになります。

主な違いは学費の有無、お金の問題ですが、
あくまで私のイメージとしては、就職浪人は内定が取れなかった、或いは、希望する企業から内定が取れなかった人、
就職留年は、本来の目的は就職浪人と同じではあるものの、内定が取れなかった人、というレッテルを嫌がる人が、
単位を落とした等、他の理由を付けて再度就活する人、という区別を私の中ではしています。

就職浪人は不利?

結論から言うと、はっきり100%不利とまでは言い切れませんが、面接官の印象が良くないことは間違いありません。
やはり面接官の頭の中には、就職浪人は企業から内定もらえなかった人、という印象がどうしてもあるので、悪いことはあっても良いということはありません。
世の中の道理として、二度目の就活である就職浪人と、その他の就活生を同等と扱うのは不公平。
就職浪人には、面接官が納得できるだけのそれなりの説明をしてもらわなければなりません。

実際、面接ではCAの志望動機、学生時代に頑張ったことなど、一般的な内容よりも前に、

  • なぜ就職浪人をしたのか
  • なぜ内定が取れなかったのか
  • どうしていれば内定が取れていたと思うか

など、根堀り葉掘り、過去の就活について聞くようにしています。

確かに、最初からある程度ネガティブな心情であることには違いないのですが、
上手くいかなかった原因をしっかり分析し、それを教訓としてきちんと活かすことが出来ていれば、挽回するチャンスは十分あります。
面接官としても、単純にどういう成果を出したか、という結果だけではなく、
どういう気持ちで取り組んだか、上手くいかなかった経験を糧にして取り組むことが出来ているか、その様な物事に取り組む姿勢を見極めているということもあります。

ちなみに、面接は履歴書やESを元に行い、多くの面接官は名前、写真、経歴という流れで読んでいき、
そこで気づかなければそのままスルーされますが、何回かある面接の中では、誰かは気づくはずです。

企業の本音

JALやANAの採用となると、何千人と応募者が殺到します。
その中から総合職は数十名、CAでは数百名といったところですが、倍率も中々となりますね。

そして企業の心理としては、当たり前ですが選りすぐりの精鋭を採用したいわけです。
どの企業からも採用されなかった人材を出来れば採用したくないし、大きな企業になればなるほど、その傾向は強くなります。
それでも敢えて就職浪人を採用するためには、採用したいと思うだけの理由・根拠が必要になるわけです。

勿論、就職浪人=内定が取れなかった人、必ずしもそういうわけではないので、全てに当てはまるものではありませんが、

もう一度就活出来る、もう一度第1志望の企業にチャレンジできる

就職浪人はそんなメリットはありますが、
一方で不利になるところ、他の就活生よりもやらなければならない準備・対策が圧倒的に増えてしまうことが大きなデメリットとなります。

就職浪人を不利で終わらせないために

就職浪人であっても採用したい、企業にそう思わせるためには、
過去の失敗の分析と、就職浪人期間を使ってのスキルアップなど、
自身が採用に値する人材であることを積極的にアピールしなければなりません。

二度目の就活もただ何となく行っていては、お金と時間を無駄にするだけで、結果は同じになってしまいます。
それを避けるための具体的な方法論、考え方や取り組み方については、動画にて詳しくお話しています。
どんな就職浪人であれば採用したくなるか、面接官の立場からベストと思う内容についてお話しています。

CAの採用選考が実施されない中、就職浪人をするか迷われている方、
安易に判断してしまう前に、是非一度参考にしてみてください。
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#4 就職浪人という選択肢

#5 就職浪人を成功させるカギは〇〇〇

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客室乗務員の採用面接官も務める管理人が、一人でも多くの優秀な方に客室乗務員になってもらいたいと思い運営を始めました。直接採用面接や客室乗務員に限らず、エアラインに関することなど気になることをお問い合わせ頂ければ、管理人若しくは現役客室乗務員が回答します!趣味の旅行やマイル、クレジットカードや株式についても書いていきます。