日系大手CAが、コロナによって影響を受けるリアルなCA事情を赤裸々告白します!
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日系大手CAが暴露!コロナの影響を受けるリアルなCA事情

CA

こんにちは!ぴょんすです。
またまた投稿の間隔がだいぶ空いてしまいました。。。汗
これからグランドスタッフやCAを目指している皆さんに少しでもお役に立てる情報をお伝え出来ればと考えていますので、改めてよろしくお願いします。

皆さんコロナ心配ですよね、、?

CAとして働いている私もとっても不安ですし、怖いと思うことも有ります。
本当に早く終息してほしい(;;)

そこで今回は、皆さんが気になっているであろうコロナによって変わった仕事内容や海外情報などをお伝えします!

仕事がない…毎日お休み!?

まずCAの働き方ですが、簡単に言うとシフト制になっていて、前月の下旬頃に発表、そこで大体のステイ先と日数が決まります。

例えば毎月ホノルルが入っていて嬉しい!ということも有れば、デリーが入って悲しくなることも有るなど自分でFLT先を選ぶことが出来ず、
スケジューラーという方々によって、毎月決められたシフトが割り当てられフライトする仕組み。

3月・4月のシフト

普段のシフトであれば、平均約70~80時間、多い人で約90時間のフライトですが、
3月はまさかの35時間、4月に至っては、まさかまさかの…

12時間のみ!(予定)

(え、少なっ。完全にやばいやん、、

あまりにもフライトが入っていなくて驚きました。
2月まではフルで70-80時間飛んでいたのに、3月に入ってからの減便や運休の影響があって、次々とFLTが消えていきました。

「フライトが無くなった」=「休みだーー!遊びに行くぞ!!」と思う方もいるかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。

スタンバイという名のお仕事

このスタンバイと言う言葉、聞いたことありますか?
スタンバイとは「欠員が出たFLTにいつでも出勤できるように自宅待機」、これがスタンバイ。

厄介なのは、大抵スタンバイって、かなり時間が差し迫ったタイミングで連絡来ることが多く、
自宅待機という言葉通り、すぐに出れる状態にしておく必要があります。

実際私も何度か当日呼び出しされたことがあり、30分後に会社に来てくれと言われたことがありました。

「はぁ~?」

って思うことは日常茶飯事(汗)

私はこのスタンバイが多いせいで3月と4月の合計FLTタイムは今まで見たことのない数字になってしまいましたが、
これは私だけに限らず、先輩・同僚・後輩問わず、皆私と同じで自宅待機が多いようです。

そしてなんといってもこのスタンバイがつらい、、!

だって、いつ呼ばれるか分からないから買い物もいけない、家でいつ鳴るか分からない携帯電話とにらめっこしていないといけない。

そんなの辛くないですか???

今日は呼ばれないだろうという日に限って、呼ばれたりするし、もう本当に油断禁物。
とはいえ、スタンバイ中はすぐに出社できる状態であれば何をしていても構いませんので、
いつもできない部屋の掃除をしたり、洗濯をしたり、海外ドラマを見て過ごしています。

意識高い系の方は、これを自分磨きの良いチャンスと捉え、TOEICやソムリエの勉強をしているみたいですね。

私も見習わなければ…

このように、多くのCAがFLTの無い日々を過ごしており、スタンバイでもがき苦しむ日々が続いています(笑)

スタンバイは給料に直結?

これまでを読んで、

「家でゆっくり出来てお金貰えるなら、スタンバイっていい制度じゃん!」

と思われた方もいたかもしれません。
でも、スタンバイばかりだと大事なお給料が減ってしまうのです。

CAの給料は基本給に加えて「乗務手当」と「出張手当」が付いていて、フライト時間に対する時給・ステイ先の物価に見合った食事代が支給されるのですが、
フライトがないとその手当が全部入ってこなくなってしまうからです。

なので、私も来月の給料が2割から3割減る見込みで、給料が減るのはとっても辛い、、、

機内サービスの変化

コロナが広がってからは、機内では常にマスク・手袋を付けて仕事をしています。
初めはマスクと手袋をすることに抵抗があり、慣れるまで時間がかかりました。

特にマスク!!!

機内は地上よりも酸素が薄い上に身体を動かす仕事が沢山あるので、時々酸欠で頭が痛くなることが有ります。
また、顔の大部分がマスクで隠れてしまうので、お客さまに表情が伝わりにくいという弊害もあるんです。

なのでCA同士では、

笑声(えごえ)
目で会話をすることを意識して仕事をしよう

こんな意識合わせを始業前にしています。
業務内容においては、国内線においてANAではドリンクサービスや機内販売を中止したり、JALでは一人ひとつの紙パックの飲み物を渡すようにしたり、変化が見られますよね。

こんな感じで感染リスクを少しでも減らすための対策が各社取られています。

私自身の対策としては月並みですが、

こまめに手を洗うこと
除菌シートで手を拭くこと

でも、それを繰り返してるととにかく手が荒れる…!!泣

皆さんは大丈夫ですか?

CA必携品のハンドクリーム

私含め多くのCAが常にハンドクリームを持ち歩いています。

私のお気に入りは「ジュリーク」
とにかく保湿性と匂いが大好き。とってもおすすめです。

あとは、ハンドクリームの王様ロクシタン

これを使っている方も多くいますね。ロクシタン
はハンドクリーム特有のべたつきがないので、CAに特に人気なハンドクリームの一つです。



最近の海外情報

先日ホノルル線に乗務してきました。

ホノルルで外出自粛が発表された直後だったことも有り、なんとお客さまは、

たったの、 4人!!!

ほとんどがホノルル在住の方で観光客の方は一切なし、見たことない何とも異様な光景でしたが、
本当にこれで会社はやっていけるのか、改めてさすがに不安な気持ちになりましたね。
機内がこんな様子だったので、街中はどうなっているかというと…

人がいない!

ここも!!

ここも!!!

いつもなら日本人などの観光客で賑わっているカラカウア通り。
何だこの風景は(´・ω・`)ショボーン

勿論ビーチにも人がいません。人が入れないように規制線が引かれていました。
お店もほとんど開いておらず、開いていたのは一部日用品や食料品が買えるお店のみ(ABCストアとか)

そして観光客がいなくなった結果、街中にはホームレスが目立ち、少し怖かったです。
いつもの賑やかで楽しいホノルルは何処へ、、、本当にびっくりするような光景ばかり。

また、ホノルルの他に直近ではニューヨークも乗務しました。
実害はなかったものの、見た目がアジア人だということで電車の中などで偏見の目で見られていたように感じましたし、行動しにくかったのは事実。

今はどこの国に行っても同じような状況かと思います。
私自身、外に出て街歩きすることが大好きなので、海外ステイしても最近はホテルにこもりっきりで非常に辛いです、、、

いつになったらこの生活に終わりが来るのでしょうか…

まとめ

この様に、私たちCAはコロナによってシフトや給料など、何もかも変わってしまいました。
この厳しい状況が続いており、苦しい日々を過ごしているのが現状です。
これから更に被害が拡大し、益々事態が悪化していくかもしれません。

でも、 下ばかりも向いていられません。

目の前のフライト1便1便を一生懸命乗務する。
体調管理を徹底する。
外出の自粛。

早く以前の様な普通な日常に戻れるよう、今は出来ることから始めています。
感染拡大防止に向け、皆で頑張りましょう。

そして、皆さんが憧れるキラキラしたいつものエアライン業界が一刻も早く戻ってきますように…

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客室乗務員の採用面接官も務める管理人が、一人でも多くの優秀な方に客室乗務員になってもらいたいと思い運営を始めました。直接採用面接や客室乗務員に限らず、エアラインに関することなど気になることをお問い合わせ頂ければ、管理人若しくは現役客室乗務員が回答します!趣味の旅行やマイル、クレジットカードや株式についても書いていきます。