どうもみなさん、もちおです。
前回はソラシドエアで募集が開始された2022卒CAの新卒採用の募集内容と志望動機について少しお話しました。
今回はその第2回ということで、ESの設問にある学生時代に頑張ったこと、について解説していきます。
学生時代に頑張ったこと
自己PRRや志望動機と同じくらい、面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問ですよね。
なぜそこまで聞かれるのか、その背景や意図、どう考えるべきかについてお話したいと思います。
結果よりもプロセスが大事
これはよく聞く話ですよね。
皆さんもよくご存じかと思いますので、ここではあるべきフローについて簡単にお話します。
結論
何を頑張ったのか、質問に対する回答がまず最初。簡潔に、わかりやすく。
根拠
なぜそれに取り組もうと思ったのか、何があなたを突き動かしたのか
方法
その過程でどんな困難があって、その困難をどう乗り越えたか
或いは、何に挑戦しどの様な工夫を行ったか。
収穫
その経験から何を得たか、これまでの自分と比べて何がどう変化したか
ここから二つに分岐します。
成功した、上手くいった場合、
向上
どうすればより良い結果が得られると思うか、他にどんな工夫が必要だと思うか
失敗した、上手くいかなかった場合、
改善
どうしていれば上手くいっていたと思うか、何が不足していたと思うか
そして最後に、
活用
その経験から得た能力やスキルを、CAとしてどの様に活かすことが出来るか。
学生時代に頑張ったことを考える上では、原則この様な流れで考えることが必要です。
面接はコミュニケーションの場
これらを全てESに書こうとすると、文字制限があって入りきりません。
なので、最も伝えたいこと、面接に繋げる上で最も効果的と思える内容を取捨選択して記載しなければなりません。
では、ESに記載しないのになぜこのプロセスを踏むのか?というと、この思考プロセスこそ、面接官の頭の中にあるからです。
この流れで準備しておかないと、いざ面接で聞かれたときに対応することが出来ません。
厳密には、何か応えることは出来ますが、その解答が自分の軸とズレていないこと、一貫性のあることが重要なので、
事前にこの流れに沿って準備しておく、頭の中を整理しておくことは不可欠です。
この基本的な思考が出来ていないと、面接官からの予期せぬ突っ込みに対応出来ず、応用が効きません。
面接はあくまでコミュニケーションの場です。
ラジオのように、一方的にあなたが話す場ではないということを意識し、それを前提としてESの段階から準備しておきましょう。
大事なことは「一貫性」
ここまでは皆さんよくご存じかと思います。
ただ、ここでよく忘れられがち、というか、多くの方が出来ていないのが、
「一貫性」
一貫性とは、あなたのことをどこからどう見ても、これだ!という印象を相手に与えられるということです。
- 自己PR=「行動力」
- 学生時代に頑張ったこと=「慎重さ」
- 将来実現したいこと=安心感のあるCA(しかも内容が漠然としたもの)
このようにキーワードが全く違う方向に散らばっていては、
あなたという人間が一体どういう人なのか、面接官は理解することが出来ず混乱してしまいます。
ましてや、面接は非常に短い時間です。
元々、高々20分や30分で人を評価するなんて出来るわけない無理のある仕組みであることは間違いありませんが、
そんな短い時間の中で、自分という存在を認識してもらい、
企業が求める人材に合致した人材であることを理解してもらう必要があります。
そういう中で、あれやこれやと多くのことをアピールすることは、戦略上、得策ではありません。
アピールは軸を定めて集中的に
〇〇さんと言えば〇〇
じゃあどうするか。
あなたという存在を面接官に強く印象付けられるようにするため、アピールする内容は絶対に絞るべきです。
そして、それらは全て同じ方向性の要素に統一すること。
色々なことをアピールして、有能な人材であることをアピールしたい人もいるかもしれませんが、
就職活動、特にCAという志望者の多い採用選考においては、絞る方が絶対的に有利に働きます。
面接に慣れてくれば、面接官のリアクションやその場の雰囲気、話の流れによって、
臨機応変に違う要素を交えることで、効果的なアピールに繋がることもありますが、
一歩間違えるとやはり焦点がズレてしまうので、ややリスキーです。
とはいっても、ただ単に内容を絞れば良いというわけではありません。
注意すべき内容や抑えておくべきポイントがいくつかありますので、詳細については、以下の動画で説明しています。
文字では中々伝えにくいニュアンスも多く、実際に資料を見ながら説明することが出来るので、
動画の方がより理解に役立つと思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。