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【活用法】エアラインスクールに通う前に読んで欲しい!

CA

 

どうもみなさん、おはこんばんにちは。

今回は前回のエアラインスクールに通うメリット/デメリットを受けて、どうスクールを活かすかということに加え、面接官はどう見ているかについて話していきます。

スクールに通うメリット/デメリットについては、以下記事を参照してください。

エアラインスクールは必須?メリットとデメリットを解説!

エアラインスクールの活用方法

前記事の通り色々なメリット/デメリットのあるスクールですが、上手く活用すればめちゃくちゃ有益になります。但し、使い方を間違えればハードルを上げてしまい逆に採用選考をパスする可能性を自ら下げてしまうことだってあるんです。じゃあどうするか。賛否両論ありますが、簡単です。

情報収集と仲間作り、マナー習得に専念

エアラインに拠りますが、基本的に大手エアライン2社については、スクールで学ぶお作法/テクニックを嫌う傾向にあります。スクールに通う意欲は認めます。ただ、そこで学ぶ方法をそのままコピーし面接で実践してしまうような人は、融通が利かずお客さまに応じて適切なサービスが行えない、人間味がない、憧れの要素が強く客室乗務員として働く熱意が感じられない等々、悪い評価目白押しです(笑)

一方、同じ志を持つ仲間が持てることは大変貴重なことで、是非そういう仲間と飲みに行ったりして交流を深めてください。就職って上手くいかなくて当たり前なんで、そんなとき一人で考え込むよりもみんなと色々話して上手に発散することがすごく大事。自分の知らないことを教えてくれたりするし、参考になることを教えてくれるかもしれません。そういう時に他の人と仲良く出来る、共に切磋琢磨出来るというのも客室乗務員に必要な素質の一つなので、積極的に動いてください。

また、客室乗務員というお仕事はお客さまにサービスをすることなので、採用選考においてもマナーについては厳しく見られます。当然スクールでも徹底的に鍛えてくれるので、そこは手加減することなく取り組むべきでしょう。客室乗務員は世間一般で言われるマナーが良いとは少し違うニュアンスを持つので、客室乗務員向けのマナーを教えてくれるスクールはありがたい存在ですね。

教わったことをそのままマネしない。使い方が大事!

前回記事の通り、客室乗務員の採用選考は狭き門です。どんなに優秀で客室乗務員の素質を完璧に兼ね揃えた人であっても、残念ながら採用されないことだってあります。でも合格する人は一つ違います。それは、面接で落ちてもしっかり原因を分析し、何度も試行錯誤を繰り返すことで自分なりのベストウェイを見つけていることです。

分かりやすい例で言うと、よく料理のレシピを隠すことなく公開するお店ってありますよね。なんでそんなこと出来るか知ってますか?

採用面接は行列の出来るレストランと一緒

最初に言っちゃうと、答えは「どうせマネ出来ないから」なんですが、どんなに詳細にレシピがわかったとしても、なぜか同じ味が出ないんです。それは、火加減や火にかける時間、混ぜ方や材料を入れるタイミングなど、他に色々と要因があるからなんですね。色々と材料が揃って作り方はわかるけれど、その具材の使い方を知らないと上手く料理出来ない、美味しさを引き出すことが出来ないんです。

面接はそれと同じ。

面接は緊張します。そういう負荷がかかった状態で100%の自分をアウトプットするためには、教わったテクニックの使い方を事前にしっかり準備しておかないと宝の持ち腐れになるし、最初に書いた通り逆効果になってしまうんですね。しっかり準備して自分の中で腹落ちしておけば、急にお客さまから味濃いめで!と言われても、味を濃くする方法(テクニックの使い方)を知っているもんだから、適切に味付け出来ちゃうし、そこに自分なりのオリジナリティが合わさっていれば、面接でも面接官のタイプに応じていかようにもやり方を変えられるようになります。そうすると、面接をパスする確率はグンっと高まり、ほぼ面接は通過したも同然です。スクールで教わる内容は料理そのものではなく、あくまで材料。どう使うかは自分次第。

たとえもしそれで面接をパス出来なくても、どこに問題があったか振り返って考えることが出来るし、そうやって次の面接に活かすことでどんどん精度の高い面接(話す内容)になります。これがただの受け売りだと、面接官から突っ込まれても対応出来ないし、終わってから振り返ることも出来ない、どこに問題があるか全く想像も付かず応用利かないんですよね。

結果ずーっと同じやり方のまま面接を続け、気が付けば客室乗務員の採用選考が終わってるという感じが続くことはよく見られるケースです。

採用面接官が考えること

先ほどの料理の話に続きますが、考えてみてください。どの中華料理店に行って餃子を注文しても、毎回コンビニの餃子が出てくる状況を!笑 もうね、これは拷問なんですよ。最初の頃はコンビニの餃子とはいえ、お腹が空いているのである程度問題ないのですが、一通り食べ終わると、飽きてきますよね絶対。どうしても違う味がするもの、酢豚とかチャーハンとかゴマ付団子とか食べたくなるんです!

面接も同じ(笑)

同じ内容を話す受験生が次から次へ来ると飽きてくるし、たまには違う話が聞きたくなるもんです。そんな時にマナー完璧、かつ自分らしさが溢れ出たしっかり考えている受験生が来ると、どうしても高く評価してしまいがちなんです。そういう意味では、スクールに通う通わないは面接官にとってどっちでも良くて、スクールで習った内容をどう料理しているかが大事。間違ってもそのまま実践するのではなく、自分らしさが活きるものにして欲しいですね。

勿論、自分からスクールに通っているなんて言うべきではなく、スクールに通っていることを悟られずに好印象を残すことがベストです。時々スクールとかに通っているんですか?と聞く面接官がいますが、「通っていません」と堂々と高らかに宣言するのもアリ。間違ってもエアラインスクールに通っていることをアピールする人は悪印象、アピールする人は決まって出来の悪い人であることがほとんどです。

まとめ

①スクールは使い方次第。基本的には、仲間作りとマナー習得に専念すること

②スクールで習った内容はあくまで材料。自分なりに味付けし、自分らしさ・オリジナリティを出すことが最も大事。どうアピールするか考えて考えて考えまくる!

③スクールに通う受験生が多い現実を認識し、面接官の立場になって考える。

④面接官にとってスクール通学可否はどうでも良い。ただし、スクールをアピールすることは絶対にご法度。

 

少しでも参考になれば嬉しいです!

 

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客室乗務員を目指す

客室乗務員の採用面接官も務める管理人が、一人でも多くの優秀な方に客室乗務員になってもらいたいと思い運営を始めました。直接採用面接や客室乗務員に限らず、エアラインに関することなど気になることをお問い合わせ頂ければ、管理人若しくは現役客室乗務員が回答します!趣味の旅行やマイル、クレジットカードや株式についても書いていきます。