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【面接官が教える】受かるエントリーシートの書き方講座①

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どうもみなさん、おはこんばんにちは。
就職/転職活動を行う上で誰しも通る道、エントリーシート(以下、ES)。採用選考でまず最初に必要な書類ですが、なかなか難しいですよね。
自慢をするわけではないですが、私は新卒/既卒と多くのESを提出してきましたが、書類選考で落とされたことは一度もありません。
応募企業は主に商社・金融・マスコミ・広告・航空など、硬めな業界からクリエイティブな業界まで多岐に渡りますが、落ちたことがない理由として、大学時代にマスコミ就職スクールに通っていたので、ESの書き方についてはかなり熟知しているつもりです。世界最大の広告代理店(外資)の人事担当者に徹底的にノウハウを教わったので、ここは自信がある分野ですね。
なので、今回はESを書く上で気を付けるべき一般的な要点について、私が持つノウハウを共有したいと思います。
具体的な質問に対する対策は、採用選考情報が出てきたタイミングで行っていきますので、都度参考にしてください。
現在募集中のANAウイングス客室乗務職の応募を検討されている方は、以下のES分析記事を参照してください。

【既卒】ANAウイングス 客室乗務員のES設問を検証!

ESは見る側の立場になって考えることが何よりも大事、何を書くかよりもどう書くか

みなさんは普段ESを提出するとき、どんなことに気を付けていますか?まさか何も考えずにただ書いているだけってことはないですよね?
語弊を恐れず言えば、ESはバカ正直に書くと通りません。当たり前なことですが、ESを書く際に気を付けることは、見る側立場になって考えることです。
ではその大前提を基に、具体的にどんなことに気を付けてESを書けばいいのか考えていきましょう。

要点①:真面目過ぎてもダメ、突飛なことだけでもダメ、真面目さと意外性のバランスが大事!(全職種共通)

めちゃくちゃ当たり前。でもいざESを書くとなると、こんな当たり前なことが中々出来ていない方が非常に多いんですよ。なんででしょう?
恐らくESに書く内容(自分が持っているネタ)には限りがあって、見る側が求めるネタを持っていない、或いはその様な経験を持ち合わせておらず、読む側の立場を考えるよりも前に、書くことで精一杯て気がします。
そういう場合は仕方ないので真面目な内容でも勿論構いませんが、後述する「要点」を気を付けてください。特に、表現を変えてみる、とか。

要点②:感謝の気持ちとチームワーク、謙虚さや自己犠牲心を盛り込む(客室乗務職限定)

客室乗務職の採用選考、というより客室乗務員の仕事柄、これらのことが重要視されます。面白さは要求されないので、とにかくこれらにフォーカスしたネタを使ってください。

要点③:面白さを追求する(広告・マスコミ限定)※ここで言う面白さは、愉快ではなく意外性やクリエイティブという意味

これは経験上、絶対です。広告代理店やマスコミは、正直少しふざけるぐらいでちょうど良いです。でも気を付けなければならないのは、それを大真面目に説明し、かつ説得力があること。
ただふざけるだけではダメです。そう説明するか!という納得感が必要になります。そういう意味では、ESでハードルを上げすぎて面接で落とされるなんてことの無いように気を付けてくださいね。

要点④:0を1にすることは不可、1を10にすることは積極的にやれ!

バカ正直に書くなというのは、このことです。大学時代、特に日本の大学ってろくに勉強しない傾向にあるので、学生時代に頑張ったことと言えば、
サークル、アルバイト、ボランティア、留学、これぐらいですよね。だからネタが被りやすいんですよ。
だからこういう時に違いを出す方法として、話を盛ること。例えば、実際は全国大会ベスト8なのに全国優勝したとか、本当はただの部員なのに主将であるとか。
具体的なエピソードがしっかりあれば、その成果を疑う人はいませんし、確かめる余地もありません(そんなにヒマじゃない)
大事にならない程度で話はしっかり話を盛る。これって結構当たり前なことで大事なことでもあるんです!大丈夫、みんなやってます!笑

要点:表現を変えてみる

例えば、学生時代に頑張ったことで「アルバイト」をテーマとする場合、カフェでのアルバイト、と記入するのではなく、「バリスタとしてのコーヒー1滴に懸ける想い」なんて書くといいでしょう。
ざっくり抽象的な表現ではなく、ある一点を捉えた具体的な動作を題名として記入すると、非常に目が付きやすくしっかり読んでもらいやすい傾向にあります。
その理由は以下の記事で書いているので確認してみてください。ここでも見る側の立場を考える、何全通もESがあるわけですからね。

エアラインスクールは必須?メリットとデメリットを解説!

要点:文字制限を厳守

ここは意欲を見られます。300文字までと書いてあるのに、200文字とか250文字だと空白が目立ち、志望度が疑われやすい。
基本的には9割5分以上はマスト。300文字であれば、出来れば300文字ピッタリ、少なくても290文字は確保してください。
文字制限を上手く調整する方法は、また別記事で書きますので、その際に参考にしてください。

要点:面接の場で話すことを意識して書く

ここは少しテクニック的要素になりますが、ESに全ての内容を書いてはいけません。全てを書いてしまうと、面接に呼ぶ必要がなくなるので、「お、こいつの話聞いてみたい」と思ってもらえるような工夫を心掛けましょう。
ポイントは最後の結末まで書かない、ESはあくまで面接に読んでもらうための呼び水。本番は面接ですからね。
見る側にとって気になる結末は敢えて伏せ、そこを知りたくさせるような仕掛けが必要。いかに会って話してみたいと思わせるか、そのプロセスを工夫しましょう。

まとめ

これまで書いてきたことは、全て自分が実践し成功してきた経験談、そして面接官として何千人も面接する中で改めて必要だと思った内容です。

あくまで勝負は面接です。ESでは飛び抜けて良い評価を得る必要はなく、bad評価を受けない書き方が特に必要です。
一気にとは言わないまでも、一つ一つでも実践してみてください。難しければ、見る側の立場になって考えるだけでも十分効果はあるので、今すぐ実践を!

私で良ければ力になるのでESを送付してください(個人名などはもちろん記入しなくて結構)自己紹介にも記載している通り、元グランドスタッフの彼女をたった1回の受験で国内大手エアラインの客室乗務職に転職成功させたので、何かしらお力になれるはずです。
ES添削ご希望の方は、以下へアクセスの上、ESを送付してください。

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客室乗務員の採用面接官も務める管理人が、一人でも多くの優秀な方に客室乗務員になってもらいたいと思い運営を始めました。直接採用面接や客室乗務員に限らず、エアラインに関することなど気になることをお問い合わせ頂ければ、管理人若しくは現役客室乗務員が回答します!趣味の旅行やマイル、クレジットカードや株式についても書いていきます。