どうもみなさん、おはこんばんにちは。
ついに始まりましたね、2021年度JAL/ANA新卒CA採用選考の募集要項が発表されました。
若干募集人数が少ないかなって印象です。例年はもうちょっと多いんじゃないかな。
ただ心配なことに、世間ではコロナの影響で内定取り消しが頻発しているようです。
エアラインもコロナの煽りをもろに受けているため、先行きは非常に不透明なことは間違いありません。社内の状況、今後の見通しもお伝えします。
ANA 客室乗務職CA 募集要項
職種エントリ・エントリシート基本情報登録
エントリーシート基本情報登録締め切り:2020年4月9日(木)17:00
一度提出すると回答の修正は出来ませんが、TOEIC/GTECスコアのみ4月9日(木)17:00まで修正可能
エントリーシート提出
エントリーシート提出締め切り:2020年4月9日(木)17:00
締め切り時点で提出されている内容がエントリーシートとして登録され、自動的に提出完了。
※締め切りまでは何度でも修正可能
動画の提出
動画提出締め切り:2020年4月9日(木)17:00
締め切り時点で提出されている動画が登録され、自動的に提出完了。
総合適性検査受験
総合適性検査受験締め切り(6月本選考を受験する方):2020年4月16日(木)
総合適性検査受験締め切り(8月本選考を受験する方):2020年7月02日(木)
※複数職種を併願する場合、最も早い締切日に合わせての受験が必要
英語試験受験(免除者は不要)
英語試験受験締め切り(6月本選考を受験する方):2020年4月16日(木)
英語試験受験締め切り(8月本選考を受験する方):2020年7月02日(木)
■英語試験免除について■
TOEIC600点以上、若しくはGTEC-LR260点以上のスコアをお持ちの方は、英語試験を免除とすることが可能。
TOEIC又はGTEC認定証のコピーを1次選考(面接)でご提出頂きます。
※スコア取得時期は問いません
※エントリーシートに入力したスコアと異なっていても構いません
※以下のテストの認定証は、英語試験免除の対象外です。
・TOEIC-Bridge
・TOEIC模擬テスト
・自宅受験版GTEC-LR
・GTEC Business-LR(自宅受験タイプ)
・GTEC-4技能テスト
上記選考ステップはどの項目を先に完了しても問題ありませんが、期日までに全て完了することが必要です。
応募資格
・2020年4月から2021年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年生大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方
・TOEIC600点程度以上の英語力を有すること
・入社までにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)
採用予定数
460名程度
JAL 客室乗務職CA 募集要項
STEP1:基本情報登録
基本情報登録期限:2020年4月13日(月)10:00
登録期限内であれば、顔写真を含め、何度でも登録内容の変更・修正が可能です。
STEP2:WEBエントリーシートの提出
WEBエントリーシート提出期限:2020年4月13日(月)10:00
※提出期限内であれば何度でも変更・修正することが可能
STEP3:適性検査の受検
テストセンター受験:2020年4月17日(金)18:00
応募資格
・2020年4月~2021年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年生大学または、大学院(修士課程)を卒業見込みの方で、2021年2月以降、会社の指定する時期に入社出来る方
・TOEIC600点以上、又は同程度の英語力を有することが望ましい
・国際線に乗務するまでにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)
採用予定数
400名程度
今後の見通しについて
コロナがエアラインに及ぼす影響はとても深刻です。
15年ほど前に発生したSARSを上回る状態で、エアラインは未だかつてない危機に瀕しており、JAL/ANA共に大幅な減便を余儀なくされ、更なる業績の下振れが必至な状況です。
何やらオーストラリアのコンサルによると、世界の8割のエアラインは倒産してしまうそうですが、事実、デルタはリストラ、スカンジナビア航空はパイロットのリストラが行われるとのこと。
そんなニュースや報道を見て、2021年度以降の採用活動は予定通り行われるのか、心配されている方も多いのではないでしょうか。
2021年度の新卒採用は予定通り、既卒は怪しい
あくまで今のところは、です。
コロナの影響がどこまで続くかわかりませんが、もしこの状態が長く続くようだと状況は変わり、残念ながら採用数が抑制される事態は十分に考えられます。
日系って外資系のように安易にリストラすることはないので、社員を守る代わりに、今後の状況次第では採用者数の抑制も覚悟しておくべきだと思います。
社内では来年度のあらゆる投資案件は原則全て凍結されており、不要不急な出張も不可。
それだけ収支状況が悪化していることでもあるので、いつ人件費が費用抑制の対象になっても不思議ではありませんから。
そんなこともあって、今年の夏頃に予定される既卒採用はかなり厳しいものになることが予想されます。新卒採用はコロナの影響が本格化される前からでしたが、既卒はまだ計画段階なので修正が容易な状態。
採用自体がなくなることはないと思いますが、かなり限られたもの、若しくは、入社時期が遅れることになると思います。
最悪なケースは東京オリンピックの中止
大規模な運休と減便に伴い、社内では大量の人余りが発生しています。
事実、CAのスケジュールはスタンバイだらけで、かなり暇を持て余した状態。
こんな状態でもし、東京オリンピック中止が決定されたら?
オリンピックオフィシャルエアラインパートナーであるJAL/ANAは、東京オリンピックを契機に訪日外国人が増加することを見込んで、積極的かつ大量にCAを採用し、路線もどんどん拡大してきました。
不用意なことはあまり言いたくありませんが、オリンピックが中止されると恒常的な減便を余儀なくされるはずです。
そうなると現在の規模のCAは不要となるため、本来であればここでリストラということになりますが、先ほどお話した通り日系は雇用は守るので、代わりに新規採用を絞ることになります。
更に、オリンピックの中止によって何十兆円もの経済的損失が生じるわけですから、景気減退から航空事業自体の収益も低下し、路線の縮小、人件費の削減にもなりかねません。
その時もしコロナがまだ続いていたら…それこそエアラインの存続は本気で危うい状態です。
自分でコントロール出来ないことは考えない
今の状態を憂いても、我々にはどうすることも出来ません。
心配したところで状況は好転しないし、だからと言ってCA諦めますか?という話。
皆さんに出来ることは、来たるべき時に備え、全力で準備すること。
シンプルに、ただそれだけです。余計なことは考えないようにしましょう。
とりあえず2021年度の新卒採用は予定通り行われる予定ですし、既に募集は開始されているので一旦今の状況は忘れて、納得のいくエントリーシート作成に最善を尽くしてください。
採用そのものがゼロになることは、そこまで心配しなくても良いと思いますから。
uncontrollableなことは気にしない。
後で後悔しないためにも、今出来ることにしっかり取り組んでください。
次回はエントリーシートの中身についてお話しますね。